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聖マリア学院大学

"学びの情報"

学びの特長

いのちを支援するために学ぶこと。

聖マリア学院大学の教育の特色としては「生命倫理教育」「ロイ適応モデルを基盤とした看護教育」「国際看護教育」の3つが挙げられます。これらは建学の精神である「カトリックの愛の精神」を具現化するものとして本学院の創生期より引き継がれてきた大切な遺産であり、これらによって形づくられた聖マリア学院の文化は次の世代に継承されなければならないものでもあります。

いのちを支援するために学ぶこと。
いのちに耳を澄ませて、そして問いかける。

いのちに耳を澄ませて、そして問いかける。

21世紀に入り人類は数々の大きな問題に直面しています。環境問題、貧困や難民問題、開発途上における人口爆発、先進国の少子高齢化問題。医療の分野でも、遺伝子操作、脳死や臓器移植問題など、人の生命について真剣に考えるべき問題が多く生まれています。

本学の前身である聖マリア高等看護学院におけるカリキュラムにおいては昭和50年代にすでに倫理教育、医学概論を看護教育の中心に置き、当時としては非常に質の高い人間教育が実践されていました。

聖マリア学院の文化を形成する生命倫理教育はさらに、短期大学から4年制大学へと引き継がれました。聖マリア学院大学のカリキュラムにおいては基礎分野の中に「人間の尊厳と理解」という領域を設けそのなかに生命倫理学を位置づけることによって、本学がカトリックの愛の精神に基づき、人間の尊厳を最高原理とすることを明確にいたしました。

生命倫理Iのおもなテーマ

  • 生物進化とヒトの出現、DNA 生物学
  • 人間の尊厳とバイオエシックス、クローン羊の誕生
  • ヒトクローン作製禁止法、再生医療
  • 脳死と臓器移植、医療による倫理
  • 遺伝子をめぐる生命倫理、遺伝子治療
  • 生命倫理の基本原則、人間の生存を考える
  • バイオテクノロジーと環境、環境倫理

学部・学科/専攻

生命を尊重することができる豊かな 人間性を養う。

個々の人間の存在そのものに価値を見出し、人間存在の本質的要素であるケアリングを基本概念とし、生命を尊重することができる豊かな人間性を養います。

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いのちの意義について向き合う。

専攻科 助産学専攻は、生命の尊厳、生命倫理に関する教育を根幹におき、根本的知識の理解に基づいて、助産師の責務と役割を認識し、現在の体系化された助産学の上に新たな分野を開拓していくことのできる専門職の教育を目指しています。

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国際交流について

国際交流について

グローバル時代に役立つ国際交流

国際化する現代社会において必要とされる看護を学ぶため、国際看護コース(選択制)を設けています。また、国際交流の場として、アメリカ・ロサンゼルスへ研修旅行を実施しています。海外での実習で、実践可能な看護を学ぶことができ、看護専門職者として、将来国際的な協力へチャレンジできる環境を整えています。

地域・社会連携

まずは被災地を知ること、被災者の声を聞くことが大切だと思います。

 東日本大震災復興ボランティアに参加した理由は、小学校の時にテレビで見た被災地の様子に衝撃を受け、それから8年経過した今でも、仮設住宅に住んでいる方や厳しい生活を強いられている方々がいることを知り、私に出来ることがあれば微力でも力になりたいと思ったからです。
  また、南三陸町で漁業支援として漁具の清掃、結び昆布の作成を行いました。その時に漁師の方から被災当時のことも教えて頂きました。さらに農業支援としてネギの苗植えやほうれん草の種まき、農具の清掃のお手伝いをしました。
  同じ自然災害を受けた被災者同士で意見がぶつかり合ったことも教えて頂きましたが、私は誰の意見にも共感できました。そのため、ひとつのことを多方面から考えられるようになり、視野が広がりました。また不便なく生活できること、家族や友だちが身近にいる環境などは、幸せなことだと感じました。私はこれまで以上に今できることを全力で取り組み、周りの人たちを大切にしたいと思いました。

中島 望智

中島 望智 さん

このボランティア活動に参加し、より海外での活動に興味を持ちました。

 ボランティア活動は、Love in actionをテーマに、韓国と日本の両学生が混合のグループで、開催地である韓国コットンネとソウル駅で行いました。私のグループは、コットンネでは高齢者の方の施設で2日間活動を行いました。食事の補助や、レクレーションをしたり、施設の方と触れ合う事はもちろん、掃除や食事の準備など、職員の方の仕事も体験しました。ソウル駅での活動は、事前に韓国語でメッセージを書き、ラッピングした支援物資をホームレスの方に手渡ししました。ここでは、ただ支援物資を提供するだけはでなく、ダンスで明るい雰囲気を作ったり、スキンシップやアイコンタクトを大切にした活動を行いました。
 私がこのボランティア活動で学んだことは、言葉が通じなくても気持ちがあれば人と人は通じ合うことが出来るということと、活動を継続することの大切さです。活動を継続することで支援する人とされる人が心を許しあえる関係を築くことができるからです。だから、私は一緒に活動に参加した友人と韓国のボランティア活動を継続するために、プライベートで参加したり、大学の近くで行われている支援活動に参加しています。

大場 菜穂

大場 菜穂 さん