がん看護に関心があり、患者さんの身体・心のケアを学びたいと思い、今の職場を希望しました。現在、患者さんの身体・精神・社会的な面への看護の提供を行っています。経験を積むことで臨機応変な行動と臨床的な考え方ができるようになりました。今後はホスピス病棟で患者さんやご家族への身体・心のケアや、患者さんが最期まで自分らしく生きることのできる看護を学んでいきたいです。看護師は患者さんを笑顔にできるという素敵な職業です。患者さんの治療に携わることができるのはとても光栄で、患者さんが元気になっていく姿にやりがいを感じます。勉学や実習は大変なこともありますが、ともに頑張りましょう。
看護学を探求することでより良い看護の方法を見つけたいと思い、大学院に進みました。現在、脳卒中の患者さんの自尊感情の軌跡について関心を抱き、研究を行っています。大学生のころに比べると、自分が感じたことをあいまいのまま終わらせず、突き詰めて熟考する習慣がつきました。さまざまな事柄について考え、思考を深めていくことによって新たな気づきを得ることができ、視野が広がったと感じます。また、さまざまな気づきによって、より知識が深まったとも思います。そのような広い視野と深い知識は、より多くの患者さんの健康を促進する手助けになると考えます。今後も看護学の探求とともに研究を続け、将来、患者さんのためになるようAuthentic nursing knowledgeを見出したいです。